
こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、今日はちょっと視点を変えて「休養」についてのお話です。
ふと思い出したのが、以前どこかで聞いたオリンピックにまつわるエピソード。
金メダルを獲る人と、銀メダルで終わる人。
その違いについて、海外のコーチが話していた内容がとても印象に残っているんです。(どこで見たかは…ちょっと忘れてしまいましたが💦)
その違いとは──「休養の取り方」なんだそうです。
ちょっと意外ですよね。
もちろん、ウサイン・ボルト選手や大谷翔平選手のような、もはや“地球外レベル”のアスリートたちは別として、オリンピックで金と銀を争うレベルの選手たちに、身体能力やメンタル、練習量に大きな差はほとんどないそうです。
じゃあ何が決め手になるのか?
それが「どのタイミングで、どれくらい休むか」。
つまり、しっかりと疲労を回復し、ベストな状態で本番に臨む工夫ができているかどうかが、大きな差につながるということなんです。
この「休養」を支える柱として、私はいつも「睡眠」の大切さをお伝えしています。
もちろん「栄養」も欠かせません。
でも実は、休養の“ベストなタイミングや量”って、とても個人差があるんです。
特にアスリートレベルになると、数値では測れないような繊細な感覚が必要になることも多いとか。
だからこそ、自分の感覚を大事にして、たとえば試合のときにはいつも使っている寝具を持ち込んで、できるだけ普段と同じ環境で休めるようにする選手もいるそうです。
そんな話を聞いていると、私たち一般の大人世代も「自分に合った休養の取り方」をもっと意識してもいいのかもしれませんね。
たとえば、
・眠気を感じたらしっかり寝る
・疲れがたまっているなと思ったら無理をせず、少し休む
・お腹が空いたらきちんと食べる
・お腹がいっぱいになったら、そこでやめる
こんなふうに、運動や食事も「感覚」や「身体のサイン」を頼りにしながら、ちょうどいいバランスを探していくことが大切です。
人間も動物ですから、本来もっている“本能”や“自然な感覚”に耳を傾けることも、実はとても大切なセルフケアのひとつなんですね。