· 

理解して筋トレを!!

こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、筋トレと聞くと、大会を目指すようなアスリートやボディビルダーのためのもの、というイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかし、ほとんどの人にとって筋トレは「行動体力の土台作り」です。つまり、人間としてしっかり立ち、歩き、何かを持ち上げることができるようにするための基礎的な能力を保つことが目的になります。
最低限の柔軟性や筋力を維持し、いざという時にしっかり動ける体を持つことは、スポーツ以前に必要なことです。もし、こうした基本的な動作がスムーズにできないのであれば、筋トレを取り入れる価値は十分にあるでしょう。
その上で、大胸筋を大きくしたり、シックスパックを作ったりすることは、個人の好みの問題です。
これらはスポーツに直接関係するとは限りません。
筋トレの方法はさまざまで、自分の体をウエイトとして使うボディーワーク、ウエイトマシン、バーベルやダンベルを使うトレーニング、TRXやバイパーを用いたファンクショナルトレーニングなど、挙げればキリがありません。
大切なのは、自分の課題を見つけ、それに合ったトレーニング方法を選ぶことです。
スポーツのために筋トレを行う場合、方法を誤ると逆にパフォーマンスが落ちてしまうこともあります。
本末転倒にならないよう、目的を明確にして取り組むことが大切です。
人間の筋肉は何層にも重なり合って体を支えています。
表層にあるものをアウターマッスル、骨に近い深層のものをインナーマッスルと呼び、さらにその筋層を包む膜は筋膜(ファッシア)と呼ばれています。
私は鍼灸師になる前、本当にツボや経絡が存在するのか確かめたくて、アリゾナで人体解剖の実習に参加しました。その経験を通じて驚いたのは、筋肉同士のつながりが想像以上に強いことです。
例えば、呼吸に関係する横隔膜は、足の筋肉ともつながっています。
このつながりは、ピラティスの動きを通じても実感できる部分です。
(ちなみに、ツボや経絡については存在を確認できませんでした。ただし、この話は奥が深いので、また機会があればお話ししたいと思います。)
こうした観点から見ると、スポーツが得意な人ほど、筋肉の連動がスムーズにできていて、無意識に一連の動作をつなげることができています。
これは、日々のスポーツの反復練習によって培われたり、生まれ持った運動神経によるものだったりします。
ただし、運動神経には個人差がありますが、正しい体の使い方を理解することは、誰にとっても共通して重要なことです。
こうした基本を押さえることで、無駄なく効率的に体を動かせるようになり、スポーツだけでなく日常生活でも動きやすい体を作ることができます。