
こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、捻挫をしたときに腫れが引かない、内臓の炎症がなかなか治まらない… そんな「炎症」という言葉を耳にすることは多いですよね。
「炎症」と聞くと、
体の悪いところ?
痛みがある場所?
炎上と同じ意味? といったイメージを持つ方も多いかもしれません。
実際、「炎症」とは 体の中で異変が見つかったときに起こる反応のこと。
免疫細胞が、その異変と戦っている状態を指します。
この免疫細胞の働きは 「生体防御機構」 と呼ばれ、日本でいう自衛隊のようなもの。 自衛隊に陸・海・空それぞれの役割があるように、体の免疫細胞にも役割があり、マクロファージや白血球などが異変を見つけて対応します。
彼らの仕事は、 体内に侵入した異物を攻撃し、排除することです。
炎症が起こる原因はさまざまですが、主に以下のようなものがあります。
ケガや打撲 損傷した細胞を早く治すために炎症が起こる
細菌やウイルス 免疫細胞が侵入者と戦う際に炎症が発生
化学物質への反応 金属アレルギーや薬品の影響で炎症が起こる
内臓の変調 細胞のダメージを修復しようとして炎症が発生
極端な温度環境 火傷や凍傷も炎症の一種
水の侵入 耳に水が入ると中耳炎、肺に入ると肺炎につながる
炎症が起こると、次の4つの症状(ケルススの4兆候)が現れます。
発赤(皮膚が赤くなる) 血流を増やし、白血球をすばやく送り込むため。
熱感(患部が熱くなる)白血球が活発に動ける環境を作るため。
腫脹(腫れる) 血管から組織液がしみ出し、損傷部位に白血球を誘導するため。
疼痛(痛みが出る) 異変が起きていることを知らせるため。
炎症は 体を守るために必要な反応 です。 ただし、炎症が続くということは 体に異変が起こり続けている証拠 でもあります。
「炎症=悪いもの」ではなく、「異変と戦う大切な反応」なのです。
つまり、大切なのは炎症を悪者扱いするのではなく、炎症を引き起こしている原因を見つけることですね。