スポーツ愛好家と筋トレ

こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、持久力系のスポーツには、軽い負荷で高回数のトレーニングをして筋持久力をつけるべき、、
そんな話をよく聞きますが、本当にそうでしょうか?
そもそも、筋トレの時間に軽いウエイトを持って動作を繰り返すより、その競技に特化した練習を通して持久力を養うほうが、はるかに効率的です。
例えば、ゴルフスイングを向上させるためにケーブルマシンや重いダンベルを使ったり、竹刀よりも重いもので素振りをしたり(漫画ではよくありますね)、競技に似せた動作を重い負荷で繰り返したり…。
こういったトレーニングを、フィットネスクラブなどでもよく見かけます。
そして、一見特別な動作を取り入れて「ファンクショナルトレーニング」として指導しているケースもあります。
もちろん、明確な意図を持って取り組むなら問題ありませんが、基本的には競技の練習時間内で身につけるべきものだと私は考えています。
具体的な例を挙げると、次のような誤解をしているケースがあります。
~バランスディスクに立つだけで体幹が鍛えられると思っている~
これは、リハビリで行う動作と混同されがちです。
本来、バランスディスクは前十字靭帯の手術後などに、不安定な環境下で膝の安定性を高める目的で使われます。
ランニングができるほどの運動レベルの人にとっては負荷が弱すぎるため、体幹トレーニングにはなりにくいのです。
~膝を強化するために、かなり重い負荷でレッグエクステンションをおこなう~
レッグエクステンションは、膝のリハビリにはとても有効ですが、重いウエイトを使うと逆に膝への負担が大きくなります。
(ボディビルのような特定の目的がある場合は別です。)
~ランナーは筋トレをすると筋肉がつきすぎて重くなる~
マラソンのような持久系スポーツでは、日々の練習で相当なエネルギーを消費しています。
そのため、筋トレをしたからといって急激に筋肉が増えることはほぼありません。
むしろ、「筋肉をつけたくてもなかなかつかない…」と悩んでいるボディビルダーの方が多いくらいです。
こうした誤解を避けるためにも、運動生理学や解剖学をしっかり学んでいる指導者に相談することが大切ですね。
では、ウエイトトレーニングで得られる効果を整理してみましょう。
筋力を向上させる
パワーを高める
柔軟性を向上させる
関節を強くし、怪我を予防する
ウエイトトレーニングは、競技を長く続けるために必要な要素を鍛えるためのものです。
競技スキルを向上させるには、やはり競技の練習時間をしっかり確保することが大切です。
実際に、競技ランナーの友人にも「変に小細工するよりも、基本的なウエイトトレーニングをしっかり行い、普段のランニングで使えていない筋肉を鍛えたほうが、怪我の予防にもつながるよ」と伝えました。
今回は、スポーツに真剣に取り組んでいる友人に話した内容を書いたので、少し厳しめになってしまいましたが、、
でも、楽しく運動することが一番!
怪我さえしなければ、どんな方法でもいいと思います。
楽しく汗をかいていきましょう!