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お酒を陰陽で考える

こんにちは。

スモールジムYell代表トレーナー

近藤です。

 

皆さん、お酒はお好きですか?

 

私はアルコールが弱いのであまり飲みませんが、お酒の場の雰囲気は大好きです。

お酒は昔から、神前に捧げる「神酒(おみき)」として使われたり、場を清めるためにまかれたりと、神聖なものとされてきました。

 

私は鍼灸師でもあるので、陰陽の観点からお酒を考えるのがとても面白いと感じます。実は、お酒は陰と陽が融合した「完全体」とされているのです。

 

 

水は陰の性質を持ち、たくさん飲むと体が冷えます。

お酒も水分なので、冷たいビールを飲むと体が冷えることが想像できますよね。

 

しかし、「熱燗は体が温まるのでは?」と思った方もいるかもしれません。

 

そうなんです。実は、お酒に含まれるアルコールは陽の性質を持っています。

アルコールを摂取すると体がカーッと熱くなるのは、陽のエネルギーが強いからです。

 

つまり、お酒は陰と陽の両方の性質を併せ持つ飲み物であり、それが昔から神聖視されてきた理由の一つでもあります。

 

個人差はありますが、お酒を飲むと最初に陽のエネルギーが働き、体が温まり気分も陽気になります。

しかし、飲み過ぎると次第に陰のエネルギーが強まり、体が冷えてしまうことがあります。

 

例えば、深酒をしてそのまま寝てしまい、翌朝風邪をひいていた…という経験はありませんか?

 

これは、飲酒後に最初は陽に傾き、その後陰の影響が強くなったためです。

こう考えると、お酒は「ポカポカ温まる程度」でやめておくのが、陰陽のバランス的にも理想的。

 

深酒をすると陰の影響が強くなり、体を冷やしてしまうので注意が必要ですね。

お酒の適量は人それぞれですが、ほどほどに楽しむのが一番です。

 

 

ちなみに、「お酒は神聖なものだからたくさん飲もう!」と思った方、それは自己責任でお願いしますね!(/ω\)