
こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
最近、「歩くとすぐ息が上がる」「ちょっとした運動でも疲れやすくなった」と感じることはありませんか? それは心肺機能の低下が原因かもしれません。
心肺機能とは、その名の通り「心臓」と「肺」の働きのことです。心臓は全身に血液を送り、肺は空気の入れ替えを行います。
この2つが連携することで、体の隅々まで新鮮な酸素を届け、エネルギーを生み出します。
いわゆる「スタミナがある」という状態は、心肺機能がしっかり働いていることを指す場合が多いです。
例えば、急に走り出したとき、筋肉は多くの酸素と血液を必要とします。
それに応じて心臓はドキドキと脈を打ち、肺は速く呼吸して酸素を取り込もうとします。
この仕組みがスムーズに働いていると、運動しても疲れにくくなるのです。
心肺機能には個人差がありますが、効率よく酸素を供給できる人ほど、疲れにくい傾向があります。
また、筋肉の持久力も大切です。
マラソン選手を思い浮かべてみてください。
彼らの筋肉はそれほど大きくはありませんが、長時間走ることができます。
これは、筋肉内にエネルギーを生み出す「ミトコンドリア」が豊富に存在し、心肺への負担を軽減しているからです。
そのため、「スタミナがある」という状態は、心肺機能と筋持久力の両方がバランスよく備わっていることを意味します。
では、疲れにくい体をつくるにはどうすればよいでしょうか?
おすすめは、心肺機能や筋持久力を維持するための有酸素運動です。
例えば、
-
プールでの泳ぎ
-
ジョギング
-
エアロバイク
など、一定のペースで続けられる運動が効果的です。
目安としては、「軽く息が上がるくらいのペース」で行うと良いでしょう。
継続することで、体は確実に変わっていきます。
無理のない範囲で、ぜひ取り組んでみてくださいね!