こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
昨日はとても寒かったですね。
これからますます厳しい寒さがやってきます。
こんな時期は外から帰ると、体が芯から冷えていることが多いですよね。
東洋医学では、体の冷えは健康に良くないとされ、多くの症状の原因になると言われています(例外もありますが)。
特に冷やしてはいけない場所が4つあります。
それは、首、手首、腰、足首です。
これらのどこかが冷えると、他の部分にも悪影響を及ぼすとされています。
特に足首は冷えやすく、温めておきたい部位です。
東洋医学の鍼灸の考え方では、体にはツボが電車の線路のようにつながる「経絡」があります。
足首には「腎の経絡」と呼ばれる、水分代謝を管理する重要な線路が通っています。
足首が冷えると、体内を流れる水分が冷え、全身が冷える原因になると考えられています。
さらに、女性は男性に比べて冷えやすい傾向があり、それが月経不調や月経痛などを引き起こすこともあります。このため、特に女性は冷え対策が重要です。
温泉街で足湯を体験したことがある方も多いと思います。
足湯をすると全身がポカポカ温まりますよね。
これは昔から伝わる知恵で、足が「第二の心臓」と呼ばれるほど血流にとって重要な部位だからです。
外から帰った時には、温かいお湯に浸かるのが最も効果的ですが、足湯をするだけでも十分に温まります。
蒸しタオルで足首を包んだり、小さな桶にお湯を入れて足を浸けたり、ドライヤーで温めるのもおすすめです。
その後、足首を軽く回して血流を良くすると、むくみの予防や疲労回復にもつながります。
寒い時期は「冷えたな」と感じたら、ぜひ足首を温める習慣を取り入れてみてください。
体がぽかぽかして、健康にも良い効果をもたらしてくれるはずです!