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足のつりを別視点から考える

こんにちは!
スモールジムYell代表トレーナーの近藤です。

今日は「足のつり」についてお話しします。


以前にも取り上げたテーマですが、今回は少し視点を変えてみますね。

 

特に冬の時期、ふくらはぎや足の裏(指)がつってしまう経験はありませんか?


寝ているときに突然つってしまい、痛くて目が覚める……なんてこと、聞いたことがあります。

 

私自身、30代までサッカーをしていたのですが、30歳を過ぎた頃から後半戦でジャンプした瞬間に足がつることがありました。試合中だと交代せざるを得ず、悔しい思いをしたものです。

 

運動中に足がつる原因のひとつは、筋肉疲労です。
筋肉を酷使しすぎると、筋肉の限界を超えて神経系との連携が乱れます。

その結果、筋肉が異常に緊張したり、けいれんを起こしたりして「つる」という現象が起こるのです。

 

また、冬場は冷えによる血液循環の不良が影響することもあります。
寝ている間は体温が下がり、手足など末端の血流が低下します。

その状態で寝返りを打った際、筋肉が「びっくり」してつってしまうのです。

 

足を冷やさないことは、つり予防の重要なポイントです。

さらに、汗をかくことで体内のマグネシウムやカリウムなどが排出され、ミネラルバランスが崩れることも原因のひとつです。
ミネラルは筋肉の正常な動きをサポートする成分なので、そのバランスが乱れると筋肉がスムーズに動けなくなり、つる可能性があります。

 

足がつってしまったら、痛む筋肉をゆっくり伸ばしましょう。
ただし、痛みで動けない場合は、誰かに手伝ってもらうのがおすすめです。

冷えが原因の場合は、患部を温めると症状が和らぐことがありますよ。

 

少し怖い話ですが、運動もしていない、汗もかいていない、冷えてもいない……それでも足がつる場合、病気が関係している可能性もあります。

例えば、足の静脈瘤、糖尿病、肝機能障害の初期段階、あるいは泌尿器系の問題などです。

特に肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、症状が現れる頃には状態がかなり悪化していることもあります。

肝機能が低下すると解毒作用がうまく働かず、ミネラルバランスが乱れることも考えられます。

 

もし以前より疲れやすい、だるさが続くなどの症状がある場合は、一度病院で診てもらうことをおすすめします。

 

足がつるのは本当に辛いですよね。


そんなときは無理をせず、対処法を試してみてください。

 

日頃のケアと注意で、足のつりを予防していきましょう!