こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
最近、雑誌などでも姿勢に関する話題をよく目にしますが、「正しい姿勢」にはさまざまな考え方があります。
整形外科的には静止状態での姿勢をチェックし、トレーナー的には動いているときの姿勢を重視することが一般的です。
大人になるとデスクワークや前かがみの姿勢が長時間続くことで、猫背のまま体が固まってしまう方が多いようです。
これが肩こりや腰痛の原因になることもあります。
子供の頃は自然な姿勢で、筋肉のバランスもよく、関節に無理な負担がかかりにくいものです(最近はそうでもない場合もありますが…)。
これを家のふすまに例えると、新しい家のふすまはスムーズに開閉できるように、正しい姿勢が保たれています。
しかし、大人になると生活習慣や忙しさからバランスが崩れ、立て付けの悪いふすまのように体の動きがぎこちなくなってしまうのです。
肩が十分に上がらない、足がしっかり上がらない状態で動くことは、体に大きな負担を強いることになります。
関節に余裕がある人とない人では、怪我のリスクにも大きな差が出るでしょう。
また、人間の体を雪国の木に例えると、冬に積もる雪がそのままだと枝が曲がり、春が来ても元には戻らなくなってしまいます。
これと同じように、体も定期的に「雪下ろし」、つまりストレッチやトレーニングをすることが大切です。
日々の忙しさでなかなか体のケアができない方も多いと思いますが、楽しい人生を送るために、ラジオ体操のような簡単なものから始めて、日々少しずつ「雪下ろし」をする習慣をつけてみてはいかがでしょうか?
身体を整えることで、より健やかな毎日が手に入りますよ!