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やっぱり柔軟性

こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、「一般生活者の日常生活をより良くする」という視点から体力要素を考えた場合、スモールジムでは 柔軟性 筋力 筋肥大 持久力 の順で優先順位をつけています。
これは、日常の動作をスムーズにし、健康的な体を維持するために、最も効果的で無理のないアプローチだと思います。
まず最優先すべきは「柔軟性」です。
柔軟性が低下すると関節の可動域が狭まり、日常動作に支障が出たり、ちょっとした動きでもケガをしやすくなります。
例えば、前屈ができない、腰が固いなどの状態は、動作の制限や痛みの原因にもなります。
柔軟性を高めることで、日常生活の中でスムーズに体を動かせるようになり、肩こりや腰痛などの不調の改善にもつながります。
柔軟性が確保できたら、次に重要なのが「筋力」です。
筋力とは、立つ、歩く、物を持つなど、日常の基本的な動作を支える力です。
筋力が不足すると、すぐに疲れたり、姿勢が崩れたりするため、日常生活の質が大きく低下します。
特に下半身や体幹の筋力は、バランスを保ち、転倒を防ぐためにも重要です。
生活の安定と安全を確保するために、適切な筋力をつけることが大切です。
筋力がある程度ついてきたら、次は「筋肥大」です。
筋肥大とは、筋肉量を増やすことを指します。
筋肉量が増えることで、体力に余裕が生まれ、見た目の変化も感じられるようになります。
筋肉は体を支える役割だけでなく、基礎代謝を上げるため、ダイエットや健康維持にもつながります。
特に中高年にとって筋肉量の維持は、将来の健康寿命を延ばすために欠かせない要素です。
最後に、持久力を高めることで、疲れにくく、日常の活動量を増やせる体になります。
例えば、階段の上り下りや長時間の買い物でも息切れしにくくなるなど、生活の快適さが大きく向上します。
は心肺機能とも関係しており、健康寿命を延ばすためにも重要な要素です。
「柔軟性 ⇒ 筋力 ⇒ 筋肥大 ⇒ 持久力」という順番で取り組むことで、体に無理なく、効率的に体力要素を向上させることができます。
日常生活の動きを快適にし、健康を維持するためには、柔軟性という基盤を整えた上で、筋力や持久力を順序立てて高めていくことが大切です。
スモールジムでは、この考え方をベースに、皆さんが「動ける体」と「健やかな日常」を手に入れられるようサポートしています。
これらの要素を丁寧に積み重ねることで、体も心も前向きに変わっていくはずですよ。