こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
今日は「寝違え」についてお話しし、一緒にその対処法や避けるべきことを考えてみたいと思います。
寝違えは、長時間にわたり首が不自然な方向に伸ばされた結果、浅い筋膜(筋肉を包む膜)が傷ついたり、筋肉が過剰に引き伸ばされた状態を戻そうと反射的に強く収縮してしまうことで起こると考えられます。
これにより首や肩に強い痛みや動きの制限が生じるのです。
寝違えたときは、以下の方法で症状を緩和することができます。
-
温める
首や肩周りを温めることで血流を促し、筋肉の緊張を和らげる効果が期待できます。ただし、注意が必要なのは痛みが強い朝などの急性期です。この場合、最初に冷やして炎症を抑えた後、温める方法が有効です。 -
無理に動かさない
痛みを感じる動作を避け、無理に首を回したりストレッチをしないようにしましょう。症状を悪化させる恐れがあります。 -
軽いマッサージ
周辺の筋肉を優しくほぐすことも効果的ですが、痛みを感じるほど強く揉むのは逆効果です。
寝違えた直後に無理やり動かしたり、痛みを我慢して首を強く伸ばす行為は症状を悪化させる原因となります。
また、患部を温めすぎることも炎症を悪化させる可能性があるため、適度な温度を保つことが大切です。
寝違えは、日々の疲労や姿勢の悪さが影響することも多いです。普段から首や肩の筋肉をほぐすストレッチを習慣化し、寝る姿勢や枕の高さを見直すことで予防につながります。
もし寝違えが頻繁に起こる場合は、専門家に相談することも検討してみてください。
首の健康を保ち、快適な日々を過ごしましょう!