· 

脱力について

こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
今回は、トレーニング中の「脱力」についてお話しします。
トレーニングやスポーツの場面では、初心者ほど無意識に力が入りすぎてしまうことがよくあります。
これは誰もが経験することですが、無駄な力みがパフォーマンスの妨げになるだけでなく、体への負担も増やしてしまう可能性があるため、上手に対処することが大切です。
まず、力みが出やすい代表的な部位として「首周り」が挙げられます。
トレーニング中に首や肩がガチガチになってしまう方も多いのではないでしょうか。このような状態を防ぐための基本的な対策として、「呼吸」に意識を向けることをおすすめします。
トレーニング中に息を止めてしまうと、体は無意識に力を入れてしまい、結果的に力みが強くなります。
特に、重いものを持ち上げる場面や難しい動作に挑戦する際には、つい呼吸を止めてしまいがちです。
これを防ぐために、動作のリズムに合わせて意識的に呼吸を続けることが重要です。
例えば、ウェイトを持ち上げる動作では「力を入れるときに息を吐き、戻すときに吸う」といった形で、呼吸の流れを作ると良いでしょう。呼吸が安定することで、体全体の力みが軽減され、動きがスムーズになります。
また、呼吸を意識することで集中力も高まり、より効果的にトレーニングを行えるようになります。
最初は難しいと感じるかもしれませんが、少しずつ習慣化していくことで、力みのない自然な動きを身につけられるはずです。
日頃のトレーニングの中でぜひ試してみてくださいね!