こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、今日は、夕方になると足がむくむというお悩みについてお話しします。
この問題については、「年齢を重ねるとむくみやすくなるのはなぜか?」や「改善するためにはどうしたらいいか?」といったご質問をよくいただきます。
結論から言うと、加齢はむくみやすさと関係があります。
むくみとは、体内のリンパ液が一部に滞留する状態を指します。
特に下肢(ふくらはぎや太もも)でむくみやすいのは、筋力の低下が関係しています。
筋肉には、血液を心臓に送り返す「ポンプ作用」がありますが、加齢により筋力が落ちるとこの作用が弱まり、血液やリンパ液が足に溜まりやすくなるのです。
これが夕方に足がむくむ主な原因のひとつです。
また、塩分の多い食事もむくみを引き起こします。
塩分を摂りすぎると体内の水分量が増え、結果としてむくみやすくなる傾向があります。
特に外食や加工食品を頻繁に摂取する方は注意が必要です。
では、改善するためにはどうすれば良いのでしょうか?
基本的な対策としては、以下の2つが効果的です。
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下肢の筋力アップ
ふくらはぎを鍛えるトレーニングを取り入れると良いでしょう。かかとを上下に動かす「カーフレイズ」や、ウォーキングなどの有酸素運動が効果的です。これらの運動を習慣化することで、血液循環を促し、むくみを軽減できます。 -
食事の見直し
塩分を控えめにし、野菜や果物などカリウムを多く含む食品を積極的に摂りましょう。カリウムは体内の余分なナトリウムを排出し、水分バランスを整える働きがあります。
むくみは放置すると不快感だけでなく、健康にも影響を与える可能性があります。
日常生活でできる小さな工夫を積み重ねて、快適な毎日を目指しましょう!