こんにちは。
スモールジム代表トレーナー
近藤です。
さて、今回は「空腹で寝ることが体にどのような影響を与えるか」について、一緒に考えてみたいと思います。
まず、睡眠中は体のさまざまな部分が回復や再生を行いますが、その際に必要なエネルギーは、主に血流によって各部位へ運ばれます。
しかし、胃や腸に食べ物が残っていると、消化のために大量の血流が消化器官に集まります。
これにより、脳や筋肉、皮膚といった本来の回復が必要な部位に十分な栄養や酸素が行き渡らなくなり、体全体をリラックスさせる効果が弱まってしまうのです。
そのため、できるだけ空腹に近い状態で眠りにつくことで、体は消化に余分なエネルギーを使うことなく、回復すべき部分に十分な血流を届けられます。
このように体全体がスムーズに休める環境を整えるため、生活スタイルで難しい方もいらっしゃると思いますが、理想的には食事は就寝の2~3時間前までに終わらせることが理想的ですね。