こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、極端な考え方の医師、指導者や政党が〇〇はダメなどと超極端な考えをを主張しています。(牛乳がダメなら給食で飲んでいた我々日本人はすでに滅びていますね、、本当に酪農家に失礼だと思います。)
その例として挙げられるのが食パンなどに含まれているグルテンです。
グルテンフリー食プロテニス選手ノバク・ジョコビッチ選手が取り入れたことで話題になりましたが、その背景や目的について誤解されていることが多いです。
本来、グルテンフリーというのは「セリアック病」という病気や、小麦アレルギーを持つ人々のために作られた食事法です。
セリアック病は、腸が栄養を正常に吸収できなくなる疾患であり、彼らにとってグルテンを摂取しないことは、健康維持のために不可欠なのです。
ジョコビッチ選手がグルテンフリー食を取り入れたことで、試合中の体調不良が改善し、競技成績が向上したことは広く知られています。
しかし、これは彼自身がグルテンに対してアレルギー反応を持っていたからこその結果であり、全てのアスリートや一般の人に当てはまるわけではありません。
実際に、小麦製品をたくさん食べながらもトップクラスの成績を収めている選手も数多く存在します。
パンや麺類など、小麦を含む食品は重要なエネルギー源となり、身体だけでなく、心の栄養源にもなり得ます。
グルテンに問題がない人がこれらを制限してしまうと、必要な栄養素が不足したり、食事の楽しみが減少して心身のバランスが崩れ、逆に競技パフォーマンスが低下するリスクもあります。
一部の人には有益な食事法や特定の食材が、すべての人にとって良いわけではありません。
重要なのは、自分の体質やライフスタイルに合った食べ方を見極めることです。
体調やパフォーマンスを最適に保つためには、流行や他人の成功体験に左右されるのではなく、自分に合った食事を選び取ることが不可欠です。
このように、何が自分に合うかを見極めることが、最も重要な健康管理の一つです。流行に流されず、自分の体の声を聞きながら、バランスの取れた食生活を心がけましょう。
