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たんぱく質だって完ぺきではない

こんにちは。

スモールジムYell代表トレーナー

近藤です。

 

さて、現代社会は膨大な情報で溢れています。

 

「これが効果的!」「これだけ食べれば健康になれる!」など、真偽が不確かな情報に振り回されることも少なくありません。

 

そんな時こそ、一旦立ち止まって冷静に考えることが大切です。その情報は本当に正しいのか、

 

そしてそれは自分にとって本当に必要な情報なのか、よく吟味するべきです。

 

「情報弱者」とは、単に知識が少ない人を指す言葉ではありません。

むしろ、手に入れた情報をそのまま信じ込み、疑問を持たずに受け入れてしまう姿勢こそが、情報弱者と言えるのではないでしょうか。

 

正しい情報を見極めるためには、常に疑問を持ち、根拠を確認し、自分の身体や生活に合うかどうかを判断する力が求められます。

例えば、スモールジムではたんぱく質の重要性を常にお伝えしていますが、痩せるために極端にたんぱく質を中心に摂る食事法が最近注目されています。

 

糖質を抜き、たんぱく質を多く摂ることが痩せるために効果的だと信じている人も多いでしょう。

たんぱく質は「食事誘発性熱産生」という、食事そのものがエネルギーを消費する現象で高い効果を発揮します。

たんぱく質はこの効果が糖質や脂質よりも大きいのは事実です。

 

しかし、身体を動かすための主なエネルギー源は糖質と脂質です。

糖質が不足すると、エネルギーを作る回路がスムーズに機能せず、結果として効率的にエネルギーを生み出せなくなり、脂肪が蓄積しやすくなることがあります。

 

たんぱく質を多く摂りすぎる食事法は、一見効果的に見えるかもしれませんが、長期的にはリバウンドしやすい身体を作りかねないので、バランスに注意が必要です。

 

重要なのは、流行の食事法やダイエット法に飛びつくのではなく、情報の真偽を見極め、自分の身体に合った適切な方法を選ぶことですね。