こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナーの近藤です。
さて、「排泄はカラダからのお便り」とも言われるように、尿についてお話ししたいと思います。
病院に行くと、まず尿検査を行うことが多いですが、それは尿から体の状態や健康状態が多くわかるからです。
尿は体の内側からの大切なサインを発しているのです。
例えば、≪太るよ!やばいよ!≫というサインを尿が教えてくれることがあります。
それが「濃い黄色の尿」です。
尿の色は体液のバランスを保つために変化しますが、体内に十分な水分があるときには尿は増えて薄くなり、逆に水分が不足しているときには尿が減り、濃くなる傾向があります。
つまり、濃い尿は脱水のサインです。
「疲れると尿の色が濃くなる」と聞いたことがあるかもしれませんが、これは単に体が脱水状態であることを示している場合が多いです。
脱水状態に陥ると、体は「水分が足りない、やばいぞ!」と感じて、摂取した水分や栄養を溜め込もうとします。
このとき、脂肪を燃焼する余裕がなくなり、逆に代謝が低下してしまうこともあります。
その結果、老廃物の排出が滞り、浮腫みや疲労がたまりやすくなるのです。
ただし、朝一番の濃い尿は例外です。睡眠中は体が尿の量を減らすため、尿を濃縮する仕組みが働くので、朝の尿が濃いのは正常な反応です。
しかし、日中に濃い尿が続く場合は、体からの危険信号を見逃さないように気をつけましょう。
日々、体が発する小さなサインに耳を傾け、自分の健康状態をチェックすることが大切です。
体の声に敏感になり、適切なケアを心がけて、健康的な体づくりをしていきましょう。