こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤政隆です。
さて,今日はドライブ中に起こる眠気について書きたいと思います。
美味しいものを食べて車で帰路につく、、楽しいひと時です。
しかし、運転手の人は強烈な眠気と戦うことになりますよね。
これは血糖値も上がる時や副交感神経が優位になる時に眠くなる。
動物としては自然な事です。
うちの犬もご飯を食べた後にはスヤスヤ眠っています。
~自律神経について~
副交感神経ってよく聞くと思いますが、これは自律神経という心臓などの循環器、呼吸、食べ物の消化、うんちなどの排泄、体温調整、ホルモンの分泌など生きていくための基本的な生命活動の維持を自分の意思ではなく、自律して働いている神経系のことをいいます。
ちなみに自分の腕を曲げてみてください。
曲がりますよね?
スポーツの動き、筋肉を自分の意志で動かすのは体性神経(運動神経)系と言います。
~2つに分かれる自律神経~
自律神経は2つに分かれます。
これは皆さんご存じの交感神経と副交感神経です。
~活動の交感神経~
スポーツなど体を動かしている時や興奮している時などは交感神経が優位になります。
スイッチON状態ですね。
動物だと戦う時や逃げる時です。(闘争か逃走)とよく言われてます。
あとは好きな人を目の前にしている時は交感神経優位だと思います。笑
好きな人を目の前にすると瞳孔(黒目)が大きくなり、ドキドキと心拍数が増加します。
やたらと汗をかき、口がカラカラになります。
呼吸も荒くなり、毛穴が立つほど鳥肌が立ちます。
手足が冷たくなりお腹も空きません。
ド緊張してます。(個人差あり、、)
この時はバリバリの交感神経優位です。
めっちゃサイズのある波に挑む時はこの状態ですかね?
恋する乙女状態です。笑
~リラックスの副交感神経~
先程の帰りの車などで眠くなっている状態が副交感神経優位です。
スイッチOFFの状態です。
動物だと食後にリラックスをして食べ物の消化を促します。(安静と消化)とよく言われています。
運転初心者など緊張して運転している人は別ですが、運転中に眠くなっている時は副交感神経優位になっています。
瞳孔(黒目)が眠気で小さくなり、心拍数が減少し血圧も下がる人が多いです。
呼吸もゆっくりになり手足がポカポカしてきます。
この時に胃などの消化器系はバンバンさっき食べた物を消化しています。
完全に寝ていたらヨダレが出る位、口の中には唾液がたくさん出ています。
これは生物のシステムとして食べた後は消化を促すために副交感神経が優位になります。
給食を食べた後の午後の授業状態です。笑
~自然な体の反応~
特に冬の車の中だと暖房も効いていて快適なので余計に眠くなります。
もうこれはしょうがないです。
健全な身体の反応なのです。
こんな時には車の窓を全開にして新鮮な外の空気を入れてみてください。
ただし真夏、真冬は他の人の反感を浴びるかもしれませんが事故をするよりはいいと思います。
~怖い失調症~
このように人間は動くときには交感神経、休むときには副交感神経が優位になるようにできています。
これがメリハリのない不規則な生活が続いた時に自律神経の活動が乱れてしまうことを自律神経失調症といいます。
こうなってしまうとスポーツも楽しくできなくなってしまうかもしれませんね、、
まとめ
旅行帰りの運転中に眠くなってしまった時は副交感神経優位になっていると思います。
無理をせずパーキングで休憩をしたり、窓を全開にしたり、好きな音楽をかけたり、友人と楽しい話をしたりして交感神経のスイッチをオンにしてみてくださいね。