こんにちは。
スモールジムYell代表トレーナー
近藤です。
さて、皆さん花粉症は大丈夫ですか?
私はスギがアレルゲンですのでこの季節少しずつムズムズしてきました。。
今回ですがアレルギーについて違った視点から考えていきましょう。
知っておきたいアレルギー
☆アレルギーは体を守る免疫システムの1つ☆
アレルギーって悪いものに捉われがちですがもともとは体を守る免疫機能の1つです。
免疫は寄生虫やウイルス、細菌などの体を攻撃するものが体に入ってくると抗体をつくって身体を守ろうする自己防衛部隊です。
本来はこうして体を外敵から守る自衛隊なんですが、なぜか花粉のように体に有害でないものに対しても過剰に反応をして排除しようとしてツラい症状を起こしてしまうのがアレルギーなんです。
そんなアレルギー反応は大人になってから突然発症することもあります。
私も花粉症デビューは20代になってからです。 。
☆花粉症が引き起こす大人になってからなる果物アレルギー☆
私のように大人になってから花粉症になった方も多いと思いますが、そういう方は要注意で花粉症から他のアレルギーにもデビューしてしまう事もあるらしいです。
桃やサクランボなどを食べて喉がかゆくなったり、耳の中がな~んかむずむずするようになってしまった人は要注意です。
これは食物アレルギーの中の果物アレルギーかもしれません。
この果物アレルギーは花粉症と強い関係性があると言われています。
季節で有名な花粉症の出る代表的なものは今だとスギやヒノキの他にこの時期だとハンノキ、4~10月はイネ、7~11月はブタクサなどがありますが、これらと果物(特にバラ科)のIgEという抗体が似ているという事です。
で、特に関係性の強い組み合わせが、、
ハンノキ→桃、リンゴ、サクランボ、大豆
イネ→メロン、スイカ
ブタクサ→メロン、スイカ
などです。
これらを食べた時に体が花粉と勘違いをしてアレルギー反応を引き起こすことがあるらしいです。
ツラい、、
それでも大好きな果物を食べたい方は生ではなく加工されたものやジャムなどで食べる場合のほうがアレルギーは出にくいです。
☆甲殻類アレルギーも引き金がある。☆
他にも身近なものだとエビやカニが大好きだけど反応が出てしまう甲殻類アレルギーがあります。
エビやカニも美味しいのにツラいですね、、
何とこれも先ほどの花粉アレルギーと果物アレルギーに近い関係性があるアレルギーがあります。
それはダニアレルギーです。
そんなダニがいる汚いところに住んでいない!
そんな声が聞こえてきそうですが残念ながらダニは意外と色んな所にたくさんいるんです。。
で、これも先ほどの花粉と果物のようにダニと甲殻類の抗体が似ているんだそうです。
そこまで敏感に反応しなくてもいいのになぁ、、
☆海の幸には他にもアレルギーがあるが、、☆
「魚介でもアレルギーが出るんです。。」
おさかな好きの人はツラいですね、、
でも、もしかしたら違う可能性もあります。
皆さん一度は聞いた事がある寄生虫がいます。
そう魚に寄生するアニサキスです。
たまに魚に寄生する奴で新鮮なお刺身にもいたりしますよね、、
これは食中毒として有名でそのまま一緒に食べてしまうと強烈な腹痛などいわゆる食中毒のような症状を起こします。。
で、このアニサキスは加熱調理などをして死滅させれば食中毒などは大丈夫ですが、死んでもアレルゲンは残ると言われています。
これが大人の場合、魚介アレルギーより多いと言われています。
魚介類を食べて毎回アレルギー症状がでない人はもしかしたらアニサキスアレルギーかもしれません。
☆ヒスタミンによるもの☆
また原因はアニサキスだけでなくヒスタミン中毒というのもあります。
ヒスタミンは魚類に含まれるアミノ酸に細菌の酵素が反応して出来る化学物質です。
このヒスタミンが蓄積された魚類を食べて起こる食中毒の一種でサバや青魚に多く、アレルギーと似た症状がでて魚介アレルギーと勘違いされやすいと言われています。
ヒスタミンは魚を常温で放置すると増殖しやすいので冷蔵、冷凍保存を速やかにおこなう事も予防の1つです。
☆勝手に判断してしまう。。☆
このように大人になると自分で判断して〇〇アレルギーと決めつけてしまうこともあるので気になる人は病院で一度アレルギー検査をしてもらうのも良いかもしれませんね。
全く違うアレルゲンで反応しているかも、、また、アレルギーによっては効果的な治療法があるものもあります。
色々アレルギーについて書きましたが、全般的にアレルギーの発症は特に妊娠後や体のホルモンなどの体の変化の多い時期、凄く疲れている時、体調が悪い時など悪い因子が重なる時になりやすいので注意が必要です。
と、違った視点から書いてみたんですが、、
やはり、適度な運動、バランスの良い食事、質の良い睡眠をしっかり実践していくことは本当に色々な予防にもなりますね。